美容外科における「メソテラピー」とは、フランス人の医師によって開発された注射を使って行なわれる「脂肪溶解術」であり、脂肪を溶かす目的のほかにもシワ治療や薄毛治療などにも応用されている施術です。
メソテラピーの具体的な方法としては、まず脂肪が気になる部分に2cm間隔で注射を行なっていきます。
1度の施術で注射を行なえる範囲は限られているため、2週間~4週間ほどのブランクを空けて通院し、注射を打つ必要があると言えるでしょう。
効果が表れるまでの期間には個人差があり、早い場合には3回目の注射を行なった頃から、平均的には6回目の注射を行なった頃から「痩せた」という実感が持てるようです。
注射を打っている段階では効果が実感できなくても、治療を終えた1ヶ月後には何らかの変化が表われはじめるのが一般的ですので、なかなか効果が得られないからといって美容外科への通院を中断してしまうのではなく、必ず最後まで通われることをおすすめいたします。
ところで、メソテラピーに用いられる注射の主成分とはいったい何なのか、気になるところではないでしょうか?
クリニックによって採用されている注射液の内容は異なり、患者さん1人1人の体質や希望に合わせて調合しているケースも多く見受けられますが、大部分のメソテラピーにおいて使用されている注射液の主成分は「フォスファチジルコリン」という薬です。
「フォスファチジルコリン」とは、大豆成分の1種であるレシチンを主原料とする薬であり、体脂肪に直接働きかけて分解させる作用があります。
親油基と親水基という2つの性質を併せ持っており、石鹸のような役割をして脂肪を吸着させ、血液と共に各器官を回って体外へ排出させます。
もともと細胞膜を構成する物質でもあり、私たち人間の体の中にも含まれている成分なので、安全性の高さも魅力といえるでしょう。
メソテラピーは、全体的には痩せているのにウエストだけが太いとか、足だけを細くしたいとか、胸のサイズはそのままにダイエットしたいなどといった「部分やせ」に効果的です。
整形手術には抵抗があるけれど、確実な部分やせを実行したい!という方は、ぜひ本格的な夏が来る前にメソテラピーを体験されてみてはいかがでしょうか。
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